Columnコラム

情報機器(PC等)による 健康被害予防

1日に 4 時間以上、情報機器作業 (パソコン作業等)を行う方は、要注意です!特に・作業中は常時ディスプレイを注視している、又は入力装置を操作する 必要がある ・作業中、労働者の裁量で適宜休憩を取ることや作業姿勢を変更 することが困難な人は要注意です。

目次

長時間のパソコン作業による 健康被害の訴えランキング

第1位 目の疲れ

第2位 肩こりなど身体疲労

第3位 精神的ストレス

作業前に確認ましょう

<清掃>
・日常及び定期的に、作業場所や情報機器等の清掃をしましょう
・機器の汚れも健康被害の一因に!!

<機器の調整>

・目からスクリーンまでの距離は眼から40cm以上の距離が必要です。

・肘の角度は90度以上開くように椅子や机の高さと位置を調整しましょう。

・パソコンスタンドを使用すると、調整がしやすいですのでお勧めいたします。

環境の調整

<照明等>
・明暗の対照が著しくない室内照明、間接照明はグレア(まぶしい光)防止に効果的
・ディスプレイと書類を交互に見る作業では、明るさが著しく異ならないように。 机上の照度は300ルクス以上が目安(デパートなどは500ルクス位なので、それよりもやや暗め)
・太陽光が差し込むときは、窓にブラインドをしましょう。

・NASAの宇宙ステーションの管制室は、少し照明が落とされています

<パソコン機器>

・輝度やコントラストの調節機能 ⇒眼の保護

 

作業管理

<作業時間>

・1日の作業時間が長すぎないよう調整しましょう

・1時間以内で1サイクル サイクルの間は10-15分の作業休止 サイクル中にも1、2回の小休止をはさみましょう

アプリやWebサイトにある繰り返しタイマーを使用すると便利♪HINOKOTOというサイトは設定した時間毎にタイマー通知し
てくれます。通知音は好きなものを選べます

 

<作業姿勢>

・椅子に深く正しく座り、足は足裏の全体が接す るように

・長時間同じ姿勢にならないよう、ときおり立ち上がるか立ち作業をしましょう

 

<椅子、机>

・机や作業台は、機器と書類を置ける広さを確保しましょう。

机の高さは作業者に合ったものを使用しましょう。

・机の下は、足が動かせる広さを確保しましょう。

・椅子は座面の高さや背もたれが調節できるものがお勧めです。

・安定していて移動が可能な椅子がよいでしょう。

 

<タブレット・スマートフォン>

・作業の目的にあったものを選ぶ

・長時間の作業では、キーボードなど外付け機器で疲労を予防

60秒体操

小休憩の時に、やってみましょう。

・肩に手を置いて肘で円を描くように前回し後ろ回しを各5回。

・首を倒して5秒間維持しましょう。

・左右と上下で実施してください。

・やりづらい場合には、手を使ってもかまいません。

その他、深呼吸をする、遠くを見るようにするなど、数秒でできるようなことを取り入れてもよいでしょう。

エコノミー症候群(DVT)の予防

PC作業による不調は、目や肩周りだけではありません。

エコノミー症候群は聞いたことがありますか?

ずっと座っていることにより、下肢の血流が滞り、血栓という血の塊ができてしまう病気です。この血栓が、血流に乗って移動し、心臓や脳、肺などの細い血管を詰まらせてしまうと、命に関わり非常に危険です。

ずっと座って作業をしている方は、特に注意が必要です。予防策としては、以下の方法がおすすめです。

・弾性ストッキングを着用する

・時々立ち上がって、足踏みをする

・座りながら、足の指先を上に向けたり下ろしたりするのをくり返す(ふくらはぎをしっかり伸ばしましょう)

・机の下に入るほどの、小さいエアロバイク(サイクリング)を置き、こぎながら作業をする

これらの運動を取り入れることで、積極的に予防していきましょう。

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